学資保険について
簡単!学資保険について
学資保険ってそもそもなんだろう?
≪結論を最初に書きます!≫
学資保険は、小学校入園、中学入学、高校入学、(また、大学入学)時にお祝い金として受取り、費用がかかるときはうまく保険金を使いたい方におすすめです。
終身保険がおすすめです!
★18歳または22歳などの満期にしっかり、支払った金額よりも高く受け取りとれます! ★
毎月の支払い額を自分で決めいたい方。または満期に受け取れる額を決めたい方。
★自分に何かあったらその時に満期分 家族で使えるようにしたい方などは終身保険!
(※もちろん、小学校で結果使わなかったから次に繰り越して・・・と選べるところも多いので詳しくは各保険会社にお問い合わせください。)
学資保険(こども保険)について簡単にご説明いたします。
学資保険とは、お子様の将来の教育資金として決められた保険料を支払えば、満期時に満期保険金が受け取れるものです。
(※満期時(18歳満期、22歳満期など))
(※ちなみに教育資金の準備開始時期は「新生児約52.8%」、「幼稚園入園19.3%」「小学校入学前10.3%」と順位になっています。)
学資保険 メリットとデメリット
学資保険のメリットとデメリットは? まずは、学資保険に入るかどうかメリット・デメリットを参考にご検討ください。
学資保険のメリット
契約者が死亡時・重度障害があった場合は以後の保険料が免除される。
(保険料払込免除特約の場合) 掛け捨てではないので、必ず満期学資金や祝い金が受け取れる。
(※【祝い金】=満期にならなくても中学進学時や高校進学時に一定のお金が受け取れる。) 子供に万一のことが起こった場合でも保険金が受け取れる 。 (※保険型に加入した場合) 一定の教育資金が確実に積み立てられる。
解約返戻金がある。(※全額ではありませんが、解約しても返金されます。各保険会社により異なります。)
契約者貸付制度を利用できる。 ( ※「契約者貸付制度」とは、解約返戻金の一定範囲内で加入している保険会社からお金を借りられる制度。 )
学資保険のデメリット
元本割れの可能性がある。 (※「元本割れ」=受け取れる保険金額(満期学資金+祝金)が支払った保険料の総額を下回る。 保険型の場合) 受け取れる保険金額が契約時に確定している ので、消費税や教育費の値上げや児童手当の金額変更などで定期的な支払いが困難になる可能性がある。
(※2012年 現在の児童手当 : 3歳未満 一律15,000円/3~12歳 第一子・第二子 一律10,000円 第三子 一律15,000円/中学生 一律10,000円 年商960万以上は当面処置として月5,000円)
学資保険の種類
学資保険には、どんな種類があるの?
「保障型」と「貯蓄型」の2種類があります。
「保障型」・・・
保険契約者(親)や被保険者(子供)に万一のことが あった場合に、医療保障や死亡保障が受けられるタイプです。 被保険者(子供)がケガや病気で入院、通院したり死亡した場合に保障されるため、支払った保険料の総額よりも、受け取る保険金額(満期保険金+祝い金)が下回ることは否めません。
ちなみに、「郵便局(かんぽ)の学資保険・日本生命(ニッセイ)の学資保険(げ・ん・きEX)」などが、この保障型学資保険になります。
「貯蓄型」・・・
返戻率が100%を超えるのが特徴の保険タイプです。 支払った保険料の総額よりも、受け取る保険金額(満期保険金+祝い金)が上回ります。
もちろん、保険契約者(親)に万一(死亡・重度障害)のことがあった場合でも、それ以降の保険料の支払いは免除されます。(保険料払込免除条項付) 満期学資金や祝い金は、予定通り全額受け取ることができるので、人気の学資保険(こども保険)です。
しかし、死亡保険金はなく、もしも子供が死亡した場合でも受け取れるのは、それまでに支払った保険料相当額ということになります。(支払った保険料全額が戻ってくるとは限りません)。
被保険者(子供)がケガや病気で入院・通院した場合でも医療保障もありませんので、入院・通院給付金は出ないタイプの保険です。
「保障型」「貯蓄型」どっちのタイプがいいの?
どちらが良いかはご家族によって違います。
悩まれる場合はやはり終身保険がおすすめです!
「保障型はこんな方におすすめ」
お子様が急なケガや病気で通院や入院などを余儀なくされることがあります。 保険契約者(親)や被保険者(子供)の他の生命保険で医療保障や死亡保障などを補えていない方、お子様の保障と万が一の場合の親(契約者)の保障の両方が備えたい方。。
すでに他の生命保険や共済などで、保障は充実している場合に、この保障型の学資保険(こども保険)に加入すると、保障内容が重複してしまい、無駄な保険料を支払うことになりますので、学資保険に加入する場合でも医療保障などは必要なのか?をよく検討することも大切です。
「貯蓄型はこんな方におすすめ」
貯蓄だけではなく、自分(親)に何かあった場合の最低限の保障も得たい方。 子供の教育資金を確実に積み立てたいが、自分自身で貯蓄をしていく自信がない方。 保険契約者(親)や被保険者(子供)の他の生命保険で医療保障や死亡保障は補えている方。
この貯蓄型は、学資保険(こども保険)の基本型です。 貯蓄型、保障型どちらが最適なのかはそれぞれの家族の状況によって異なりますので、よく内容を見比べ、検討しましょう。
何歳で支払った保険金を受け取れるんですか? 満期(満期学資保険を受け取る時期)は、18歳or22歳が一般的。
ほとんどの保険会社がこの満期学資金や祝い金の受け取り時期はあらかじめ設定していますので、それらの中から選択する形となります。 満期学資金は「17歳・18歳(大学進学時)/20歳・22歳(自立時)」で設定できる場合が多いです。 この中でもっとも多く、ほぼ全ての保険会社が設定しているのが「18歳満期」です。 子供の教育資金がもっとも必要になるのは大学進学時ですので、当然ですね。
おすすめは18歳満期ですが、ただ18歳満期だと大学の入学金を支払う時期に間に合わない可能性も出てきますので、各保険会社に必ず確認することをおすすめ致します。 18歳ですと今後、浪人費用・専門学校への入学費用・大学への入学費用・就職するにしてもスーツや社会人としての準備費用が必要になります。 他県での一人暮らしなどもあれば、更に生活準備のために必要となります。
満期(満期学資保険を受け取る時期)18歳(22歳)で一気に受け取るの? 掛けている保険金額をもらう方法に2つあります。
1つ目は、満期学資金で一度にまとめてもらうタイプ 2つ目は、祝い金として小学校入学時、中学校入学時、高校入学時に分けてもらうタイプ
がありますので、どちらが良いかを考えましょう (※2つ目のように分けて受け取ると、満期の受け取る学資金額は少なくなります。)
最後に、どれくらいの費用をかけるのが一般的なの? 一般的には月1万~2万ですが、いずれにしても子供にどのような教育を受けさせたいのかによって変わってきます。 もちろん1万円以下の月5,000円や6,000円などのプランがある保険会社もあります。 18歳くらいまでは払い続けますので、加入時期だけではなく、将来を見据えて無理のないプランを組むことが大切になります。
2012年 現在の児童手当は下記になりますが、このまま支給された場合は中学生(15歳)まで月1万円ならは支給額でまかなえるかもしれません。
しかし、こども手当から児童手当になり金額も変わりましたので、中学生まで支給されてる保証はありません。
(3歳未満 一律15,000円/3~12歳 第一子・第二子 一律10,000円 第三子 一律15,000円/中学生 一律10,000円 年商960万以上は当面処置として月5,000円) 学資保険に加入される場合は、無理なプランを組んで保険料が支払えなくなり、途中解約してしまった場合、貯蓄型で返戻率が100%を超えるものでも、途中解約すれば当然、元本割れしてしまいますので注意しましょう。
最後に大学まで行くのに、いくら費用が掛かるのでしょうか?
幼稚園から大学まで オール私立 約2,362万円 / オール公立 約1,051万円
【人気のある学資保険会社】 アフラック『夢見るこどもの学資保険』
払い込んだ保険料に対して満期時の保険料の戻り率(返戻率)が約111.3%と、多くの学資保険の中でもトップクラスの貯蓄性の高さを誇る。 10歳払済の場合、子供の養育費が増え始める中学校入学前に保険料の支払いが完了し、返戻率も大幅にアップするため、家計に余裕がある時に学資保険を払い終えたい家庭におすすめ。
(月払い)12,470円、(半年払い)74,060円、(年払い)146,860円 (※契約者:30歳男性、被保険者(子ども):0歳・男、満期年齢:18歳、満期学資金(受取総額):300万円の場合)
ソニー生命『学資保険』
貯蓄機能に特化した学資保険で、返戻率は108.9~126.5%と業界トップクラス。 (月払い)12,420円、(半年払い)74,010円、(年払い)146,430円、(一時払)2,370,540円 (※契約者:30歳男性、被保険者(子ども):0歳・男、満期年齢:18歳、満期学資金(受取総額):300万円の場合)
メットライフアリコ『メットライフアリコのこども保険』
加入5年目から17歳までの毎年1回と18歳時に1回、学資給付金をもらうことができる。 学資金の積立に加えて、医療保障がセットになった保障重視型の学資保険である。 加入後、医療給付金の支払いがなかった場合は、5歳、10歳、15歳、22歳などの無事故祝金支払日ごとに5万円の「無事故ボーナス」が支給される。
(月払い)13,453円、(年払い)157,063円 ※契約者:30歳男性、被保険者(子ども):0歳・男、満期年齢:18歳、満期学資金(受取総額):300万円の場合
資料を取り揃えてもわからないことも多いので、お近くの「保険の窓口」で、公平に各保険会社の情報を入手するのもおすすめです。
保障型か貯蓄型か? 18歳満期? 22歳満期? お祝い金として入学の時期などに分けてもらう? それとも、一気に満期にもらう? 月いくらの予算で考えるか?
是非ご家族でゆっくりご検討してみてはいかがでしょうか?
≪学資保険と終身保険の違い≫ 18歳満期 (満期に200万円返ってくるとした場合)
例えばこどもが10歳のころに、親(契約者)が重体事故や死亡された場合
「学資保険」も「終身保険」も10歳~18歳までの支払いは免除される(0円)で、更にきちんと保障内容は継続されます。
ここからが2つの違いです。 その満期に返金のある200万円をいつ受け取れるかです。
「学資保険」 200万円の受取りは18歳です。
「終身保険」 200万円の受取りは10歳からでもOK!
こう考えると、何かの場合に少しでも早くお金を手にできる、終身保険は魅力ですね!
しかし 「学資保険」でこどもの小学校入園、中学校入学、高校入学時に、お祝い金を都度もらうタイプにしたいと考えている方は、終身保険ではできないので、学資保険になります。
終身保険では、お祝い金というものはないので、親(契約者)に重体事故や死亡などの何もなければ、満期18歳にしかお金は返金されません。
終身保険は、満期までどれくらい貯めたいかを自分で設定できるタイプなので、満期を150万とすれば、それから逆算して、月の支払額を決めるものです。
更に、 学資保険は毎月の支払金額が決まっているものがほとんどです。 9,000円にしたいんだけどな~といっても、保険会社のプランがあるので、値段設定はこちらで決められないんがほとんどです。
どちらを選ばれるかはご家族により異なりますので、ご参考になれば幸いです♪