出産祝い基本知識
出産祝いで知っておくと便利な基本知識
出産祝いを贈ろうかとご検討の方へ、知っておくと便利な出産祝いのマナーや豆知識をご紹介します。
出産祝いってなかなか贈る機会が少なく、また初めて贈るときは何をどうしたらいいかわからないことも多くあると思います。
初めて出産祝いを贈る方も何回か贈られている方も是非ご参考ください。
1.出産祝いを贈る時期
2.出産祝いでお金を渡すのし袋
3.出産祝いの金額相場
4.出産祝いの贈り方
5.「のし」について
6.喜ばれる出産祝い
1.出産祝いを贈る時期
初めての出産祝いなら特にいつ贈ったらいいのか?わからない方も多いかと思います。
すぐに贈ったほうが喜ばれるのか? やはり生まれたらすぐに病院へ行って渡したほうが気持ちが伝わるのか?
など出産祝いを贈る時期についてわかりやすく説明いたします。
贈る時期は生後10日~1ヶ月が目安
出産祝いを贈る時期は、赤ちゃんが生まれてから10日~1ヶ月以内を目安に贈りましょう。
まず、赤ちゃんが生まれたてからだいたい5日間入院します。
それから退院して、自宅に戻られるかと思います。
赤ちゃんは泣いたり、3時間ごとに授乳したりとママは寝不足や初めての育児でとても疲れます。
そんな中、出産後すぐにお祝いを贈ると受け取るママも大変!
5日間入院、自宅で5日くらい静養されたくらいから贈られるほうが良いかと思います。
1ヶ月以内が目安で一般的ですが、1ヶ月以内に贈れない場合もマナー違反ではありません。
ただ、受け取られた方は出産祝いのお返し(内祝い)を出産祝いを受け取られてから1ヶ月くらいでしますので、まとめてしたいという気持ちもあります。
出産祝いを贈る予定で、1ヶ月以上先になる場合はその旨メールなどで連絡しておくと良いでしょうか。
出産前に贈るのはNG
出産祝いは必ず、赤ちゃんが生まれてから贈りましょう。
やはり出産された報告を受けて、上記の10日~1ヶ月くらいの期間に贈ることをおすすめいたします。
また、上司にお金を贈るのはマナー違反になりますので、ギフトセットやギフト券などを贈りましょう。
2.出産祝いでお金を渡す袋
出産祝いを商品やギフト券ではなく、現金で渡される方もいらっしゃると思います。
そんな時にふさわしい熨斗袋(のしふくろ)についてご説明いたします。
水引の種類や本数などここで紹介する水引を用意すれば安心してお祝いを渡すことができますのでご参考ください。
出産祝いのし袋の水引は蝶結び(ちょうむすび)を選びましょう
★「のし紙」などの装飾には、上記画像のような紅白の蝶結びの水引を使用します。
結び目をかならず『蝶結び』(ちょうむすび)になるようにします。
絶対に、『結び切り』は使用しないように注意しましょう。
〇蝶結びとは?・・・・何回も結び直せる=何度あっても嬉しいこと (※2人目・3人目と出産は何度あっても嬉しいもの)
✖結びきりとは?・・・ほどけないように結びきり、結び直しができないという意味で、1度だけでいいこと(※例:結婚式のご祝儀袋)
水引きの本数
水引の本数が3本・5本(上記画像)・7本・10本とあります。
出産祝いでは、3本、5本、7本を利用します。 10本のものは、婚礼専用です。
3本、5本、7本の水引本数が奇数が使われているのは、割り切れないため縁が切れないようにという意味があります。
結論から申しますと、出産祝いで贈るお祝い金や品物の相場は5,000円~30,000円ぐらいです。
ご親族などは50,000円以上の方もいらっしゃるかと思います。
出産祝いで使う水引の本数は5本が適当です。
ですが、30,000円以上の場合は豪華に見える熨斗袋で7本の水引があればベストかと思います。
親しい間柄なら印刷された水引もOK!
最近では100均などでも印刷された熨斗袋が売っています。
親しい相手に贈る場合には、印刷されたものでも構いません。
上司や目上の方やきちんとしたお祝いをされる方は、印刷されたものではないものを使われるのが良いでしょう。
3.出産祝いの金額相場
出産祝いでお金を贈る際には、兄弟姉妹やいとこといった親族の場合は10,000円、
友人は3,000円~10,000円、
会社関係者は3,000円~5,000円が相場です。
下記価格表もご参考ください。
4.出産祝いの贈り方
出産祝いを贈るときに何に気を付ければいいのでしょうか?
お店で買ってそのまま発送できるのか? コンビニに持っていくのか? ネットショップで買って直接送ってもらえるのか? など出産祝いの渡し方に悩んでいる方もいるでしょう。
出産された相手の負担にならないよう渡すことが重要です。
手渡しが一番いいとは言えない場合もありますので、こちらで説明いたします。
郵送(午後着)で贈ることがおすすめ!
赤ちゃんが生まれて10日~1ヶ月は3時間に1回の授乳や夜泣きなどもあり育児は大変です。
郵送であれば、玄関口で荷物を受け取るだけですので実家であれなご家族にも対応していただけます。
お店で買ってその場で発送していただくことも可能かと思いますが、買う前に確認をおすすめいたします。
また、当店のような出産祝いを扱っているお店であれば、直接相手にラッピングをして発送もできると思います。
贈るときに注意したいこと
郵送で贈る際は「午後着」「夕方着」がおすすめです。
すぐに届けたい・・との気持ちで午前中着で贈りたいと思う方もいらっしゃると思いますが、基本的にこの時期は赤ちゃんの免疫や首が座ってないなどの理由から、外出せず1日中、家にいるかと思います。
そのため午前中ですと、ママがメイクしていなかったり、ご飯など慌ただしい時間でもあります。
そのような理由から午後や夕方のほうをおすすめいたします。
直接訪問しての手渡しは、
相手様の体調もみながら直接確認されることをおすすめいたします。
訪問されてもだいたい滞在は1時間くらいにしましょう。
出産後に病院に出産祝いを持っていくのは避けましょう。
出産後はだいたい5日間入院されていますが体を休めるためですので、病院へ行くのは避けましょう。
退院して落ち着かれてから、事前に日程を確認してご自宅などに伺いましょう。
病院では、他の方も同じく赤ちゃんを出産して入院していますので、そこに1人でも複数でもいかれと他の方にも迷惑となる場合もございます。
また、出産祝いなど持っていくと、それもまた退院時に荷物となってしまいます。
5.「のし」について
出産祝いのギフトにはのし紙を付けるのが一般的であります。
「熨斗(のし)」とは、お祝い事やお悔やみ事などの贈答品に添える、日本古来から受け継がれる伝統的な飾りのことを指します。
ここではのし紙やのし袋の表書きの書き方を簡単に説明いたします。
熨斗(のし)の書き方
(1)黒の墨で書ける毛筆で名前を書きましょう。
(2)のしに名前はご注文者様です。落合が田中に出産祝い贈る場合、落合幸太郎からの贈り物という意味で落合の名前を書きます。
(3)苗字またはフルネイムどちらでかをご記入ください。
(4)複数の連名で名前を書くのは、3名様までとします。
=右から上位の方から順に書きますが、お友達同士などの場合は五十音順で書きます。
(5)4名以上になる場合は代表者の名前のみを書き、その左側に「他一同」と書くか、「○○課一同」や「有志一同」などと書きます。
(6)熨斗を付けるとリボンなどのラッピングは外されてます。親しい間柄でリボンなどのラッピングされたものを贈りたい場合は熨斗がなくても問題ありません。
わかりやすく言うと「リボンは西洋のラッピング」、「熨斗は日本のラッピング」という意味合いで併用しないのが一般的です。
(7)内のしと外のしがあります。
【内のし】包装紙の中に付ける
【外のし】包装紙の上に付ける
出産祝いでは外のしが一般的です。
出産祝いのお返しの内祝いでは内のしが一般的です。
6.喜ばれる出産祝い
出産祝いそろそろ贈ろうかなとネットで色々と探しても悩まれることがあるかと思います。
もちろんショッピングモールなどでかわいい出産祝いプレゼントコーナーを見れても・・・
親しい友人同士であっても、
「気を付けわなくていいよ」と出産祝いしたい相手が教えてくださいこともあり、好きなものを聞いて好きなものを予算内であげるということは日本ではなかなか難しいかなと思います。
こちらでは、いつくからおすすめの出産祝いをご紹介しています。
是非ご参考ください。
そこで、出産祝いとしてはやはり、
ベビー服やおもちゃなどが入った出産祝いギフトセット
相手が自由に選べるギフト券
現金や商品券
などがあげられます。
自分のために色々と選んでくれた!
箱を開けるときにわくわくして嬉しい!
という気持ちも含めて贈ることが喜ばれるのかなと思います。